INSTRUCTOR

Profile

室井一真 / Kazuma Muroi
イミクラヴマガ・オレンジ帯
ボクシング、少林拳、天真正伝香取神道流を学び、現在は天道流薙刀術とイミクラヴマガを稽古している。師Boazとは公私共に交流し、イミクラヴマガ日本支部の広報担当を兼ねている。本部道場の元新人教育担当。趣味は薙刀、テニス、ロードバイク、文化人類学。

Practice Policy

<危険を未然に防ぎ、どのように強者から身を守り生き残るか>

理念:ユダヤ人の歴史を踏まえ、相手を倒すことではなく、いかに自分が生き残るかを念頭においた武術です。危険に直面しないように、また巻き込まれた際にはいかにそこから脱するか学ぶのが創始者イミの唱えた本当のクラヴマガです。

技術:パンチ、キック、投げの立ち技に加えて、関節技やグラウンド技術も含みます。そういった意味では総合格闘技に似ているように思えますが、一番の特異点はルールがないことです。目つぶしや金的、また、噛みつきや髪をひっぱる行為も問題ありません。もちろん、練習では怪我のないような内容で行いますが、有害な存在を排除するために手加減をしない技術ということで、ご理解ください。つまり、力の弱い女性や子どもがいかに危険から脱出するかにも通用します。

暴力の被害者たちは往々にして、「まさか自分が」という思いを抱くものですが、その後悔をしないためにもこうした技術を身に着けてはいかがでしょうか。こちらの教室では老若男女問わずに、日常生活における護身術をお伝えしております。

A Message from Instructor:

私がイミクラヴマガを学んだきっかけは、体格の大きな相手に対しても通用する技術、その教えの実用性です。いきなり喧嘩をすることは日常生活の中ではありませんが、ちょっとした諍いや、不審者に出会ったときにどういう目線でどんな姿勢で準備すればよいかなど、目から鱗の数々を学ぶことができました。もちろん今でも修業中です。

一番は師範のBoaz先生の人間性に惹かれたからここまで続けてこれました。イスラエル人の彼の独特の慣習に最初は戸惑いましたが、イミクラヴマガを伝承することに真摯な姿勢に感銘を受けました。「日本人に本当のクラヴマガを広めたい」という師範の思いに共感する形で、横浜道場を開く次第となりました。

生徒の方々には、体さばきやパンチ・キックなどの基本的な護身術はもちろんですが、人とすれ違うときの立ち位置や、レストランで座る時の着目点など、不測の事態でも対処できるような心構え、生き残るための段取りも指導していきます。ヒノカミ神楽のような必殺技を持たない私たちは大男に襲われたらどうするのか?横綱白鵬のような巨漢と闘う時にはどうせ勝てないと諦めるのか?いいえ、決して諦めずに生き残る方法を選びます。それを学ぶのがイミクラヴマガの稽古です。


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